緊急声明 世田谷区議会の少数会派排除に、社民党は断固反対です
緊急声明 世田谷区議会の少数会派排除に、社民党は断固反対です
2015年5月
社民党世田谷総支部常任幹事会
世田谷区議会は、5月18日の臨時会・議会運営委員会(以下議運と略す)において、少数会派の議運出席を制限する案が議決されました。これまで議運への出席は、一人会派を含め少数会派に議決権のないオブザーバー参加が認められてきました。
ところが、今回の自民・公明の提案は、出席者は3人に一人と言う考え方を示し、会派の構成人数が3人の場合は一人、2人の場合は一人、そして一人会派の場合は3人に一人というように出席できる人数の変更を賛成多数で可決しました。その結果、今回の議会では3会派ある一人会派が議運委に出席できるのは1名だけとなってしまいました。
これに先立つ5月12日の議員協議会では、本会議での委員会報告に対する意見や討論など(意見開陳)の持ち時間について、従来は会派の人数を問わず1会派10分だった持ち時間を、三人会派は8分、二人会派は5分、一人会派は3分に短縮する申し合わせも採択されています。今後、少数会派が意見開陳を希望した場合に問題になります。
この一連の動きの中で、大会派から出された意見は「議員数の多い会派も少ない会派も同じ扱いでは、不平等だ」というものです。
この考え方には、会派と一議員は同格という視点が失われています。そもそも会派に入るか入らないかは、議員個人の自由であり、「会派制」によって一議員の活動が制限されてはならないことは当然のことです。
政党ではなく個人を選択する選挙方式において区民の審判を受けた議員の活動を、「会派主義」で、発言の機会を狭めることは、議会制民主主義の下で区民から付託された議員としての権限と責務を踏みにじるものです。
世田谷区議会では、議員一人であっても「会派結成」を認め、4人以上で構成する会派を「交渉会派」、4人に満たない会派を「非交渉会派」として、構成人数の多い順から委員会所属や役職などを決める方法がとられています。
非交渉会派には、代表質問権はなく、一議員としての一般質問権を行使するに留まります。
すでに大会派は、役職や委員会ポストの決定、ならびに代表質問権といった優位性があるのです。その優位性がありつつも、少数意見を尊重するルールにより、議会運営の民主性が保たれてきたのです。にもかかわらず、これまでの運用を強硬に変更し、少数会派の意見表明権を制限することは、民主主義の原則である、少数意見の尊重を無視するもので、区民に対する違背行為といわざるを得ません。
この間、区議会の中で会派を共にしている民主党との間で、特に議運委の運用変更について、意見が分かれましたが、社民党所属の羽田圭二区議会議員は、一議員として、一貫して少数会派の切捨てに反対し、行動してきました。そして、私たち社民党世田谷総支部も羽田議員の行動を支持しています。
社民党世田谷総支部は、少数意見の切捨てにつながる、今回の議会運営ルールの変更に断固反対であり、民主主義を守るために、今後も行動することを宣言します。
2015年5月
社民党世田谷総支部常任幹事会
世田谷区議会は、5月18日の臨時会・議会運営委員会(以下議運と略す)において、少数会派の議運出席を制限する案が議決されました。これまで議運への出席は、一人会派を含め少数会派に議決権のないオブザーバー参加が認められてきました。
ところが、今回の自民・公明の提案は、出席者は3人に一人と言う考え方を示し、会派の構成人数が3人の場合は一人、2人の場合は一人、そして一人会派の場合は3人に一人というように出席できる人数の変更を賛成多数で可決しました。その結果、今回の議会では3会派ある一人会派が議運委に出席できるのは1名だけとなってしまいました。
これに先立つ5月12日の議員協議会では、本会議での委員会報告に対する意見や討論など(意見開陳)の持ち時間について、従来は会派の人数を問わず1会派10分だった持ち時間を、三人会派は8分、二人会派は5分、一人会派は3分に短縮する申し合わせも採択されています。今後、少数会派が意見開陳を希望した場合に問題になります。
この一連の動きの中で、大会派から出された意見は「議員数の多い会派も少ない会派も同じ扱いでは、不平等だ」というものです。
この考え方には、会派と一議員は同格という視点が失われています。そもそも会派に入るか入らないかは、議員個人の自由であり、「会派制」によって一議員の活動が制限されてはならないことは当然のことです。
政党ではなく個人を選択する選挙方式において区民の審判を受けた議員の活動を、「会派主義」で、発言の機会を狭めることは、議会制民主主義の下で区民から付託された議員としての権限と責務を踏みにじるものです。
世田谷区議会では、議員一人であっても「会派結成」を認め、4人以上で構成する会派を「交渉会派」、4人に満たない会派を「非交渉会派」として、構成人数の多い順から委員会所属や役職などを決める方法がとられています。
非交渉会派には、代表質問権はなく、一議員としての一般質問権を行使するに留まります。
すでに大会派は、役職や委員会ポストの決定、ならびに代表質問権といった優位性があるのです。その優位性がありつつも、少数意見を尊重するルールにより、議会運営の民主性が保たれてきたのです。にもかかわらず、これまでの運用を強硬に変更し、少数会派の意見表明権を制限することは、民主主義の原則である、少数意見の尊重を無視するもので、区民に対する違背行為といわざるを得ません。
この間、区議会の中で会派を共にしている民主党との間で、特に議運委の運用変更について、意見が分かれましたが、社民党所属の羽田圭二区議会議員は、一議員として、一貫して少数会派の切捨てに反対し、行動してきました。そして、私たち社民党世田谷総支部も羽田議員の行動を支持しています。
社民党世田谷総支部は、少数意見の切捨てにつながる、今回の議会運営ルールの変更に断固反対であり、民主主義を守るために、今後も行動することを宣言します。